結婚、恋愛、福祉に関するニュース等

「障害者の結婚に対する調査結果」

 北海道大学提供による、「障害者の結婚について」を記載する雑誌は次のように報告する。

「現在わが国においては、ノーマライゼーションの思想の発展とともに障害者の人間としての尊厳を重視し、その自活へむけての援助が徐々に改善されつつある。しかし、障害者の性・結婚は今日なお無理解・偏見の中に置かれているように思われる。そこで障害者の結婚に伴う問題について理解を深めるため、施設職員と障害者からの聞き取り調査をもとに考察を行った。その結果、障害者の結婚観は健常者の結婚への思い・結婚におけるプロセスとは変わらないものであり、むしろ問題は健常者側の無理解・偏見にあるように思われた。この無理解・偏見をなくし、障害者が結婚という厳粛な社会生活を果たすには、交流の促進、社会啓発の推進、家庭教育や学校教育の改善、環境整備の充実などの方策が必要であり、それが根本であることがあきらかになった。 障害者の性や結婚も健常者と同様、社会生活の広がりと豊かな人生の核となるものである。障害者の結婚の問題がノーマライゼーションの根幹をなすものと思われた。」

ノーマライゼーションとは:
一般的には障害者や高齢者など社会的に不利を受けやすい人々が、社会の中で他の人々と同じように生活し、活動することが社会の本来あるべき姿であるという考え方。


(代表者より


「こども嫌うな来た道じゃ! 老人嫌うな行く道じゃ!」という言葉がございます。

人は平等に年をとり、死に向って生きています。まばたきをするホンの短い人生を心穏やかに過ごしたいと思います。喜び、悲しみを分かち合える方とのご縁を求めて。

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