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枯れ葉剤被害者ドクさん、平成18年12月16日結婚(読売新聞)

 米軍がベトナム戦争で使用した枯れ葉剤の影響とされる結合体双生児として生まれたグエン・ドクさん(25)が16日、ベトナム・ホーチミン市で結婚式を挙げる。結婚を機に病院の施設を出て、自立を目指し、「枯れ葉剤の被害を受けた人たちが働ける旅行会社をつくりたい」と言うドクさん。 [読売新聞社:2006年12月10日]

 (代表者より)

 障害者の結婚というのを考えるにあたり、非常に明るいニュースであると考えております。

 一般に障害者、といっても様々なケースがあり、今回のドクさんのように障害者=社会的弱者として一方的に隔離されるのではなく、積極的に社会へ向けて自立に向かおうとする方に対してはその意思及び能力を最大限に認め、かつ最大限の支援が必要なのはいうまでもありません。

 このように自立へ向けて歩まれようとする方に対し結婚という形によってパートナーを得るということは大きな支えであり、かつ本人にとって大きな自信となるであろうと考えております。

 彼のような方々が一人でも多く社会にその存在を知らせ、障害者への偏見の排除とその力が正当に評価される日が一日も早く来ることを願って止みません。

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